人材確保等支援助成金:一部のコースで新規受付休止
人材確保等支援助成金の「雇用管理制度助成コース」と「人事評価改善等助成コース」が、
令和4年4月1日以降、整備計画の新規受付を休止しているそうです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07843.html
人材確保等支援助成金のうち、「雇用管理制度助成コース」および「人事評価改善等助成コース」については、
令和4年4月1日以降、整備計画の新規受付が休止されることとなりました。
本措置は、制度の見直しや効果検証、ならびに他の助成制度との整理・統合を進める観点から実施されたものとされています。
これらのコースは、企業における人材の定着促進を目的として設けられていたものであり、
「雇用管理制度助成コース」では、評価・処遇制度、研修制度、健康づくり制度などの導入を支援し、
働きやすい職場環境の整備を促進する役割を担っていました。
また、「人事評価改善等助成コース」では、生産性向上と賃金アップを目的とした人事評価制度の整備を支援し、
従業員の意欲向上や離職率の低下を図ることが期待されていました。
しかしながら、制度の利用状況や政策全体の見直しの中で、これらのコースについては一定の役割を果たした一方、
他の助成金との重複や、より効果的な支援策への転換の必要性が指摘されていました。
そのため、令和4年度以降は新規の整備計画受付を停止し、既存の計画については経過措置として引き続き対応する形がとられています。
今回の受付休止により、新たにこれらのコースの活用を検討していた事業主は申請ができなくなりましたが、
類似の目的を持つ他の助成金制度、例えばキャリアアップ助成金や人材開発支援助成金などの活用が検討されることとなります。
これらの制度では、処遇改善や人材育成といった観点から引き続き企業の取組を支援しています。
また、制度の見直しは単なる廃止ではなく、より実効性の高い支援策への再編を目的としているため、
今後新たな助成制度や支援メニューが創設される可能性もあります。
そのため、事業主においては最新の制度情報を継続的に確認し、自社に適した支援策を選択することが重要です。
このように、「雇用管理制度助成コース」および「人事評価改善等助成コース」の新規受付休止は、
助成制度全体の見直しの一環として実施されたものであり、今後の人材確保・定着支援の在り方を考える上で重要な動きであるといえます。

